【ごもっとも!石破茂氏】「日韓対立は両国の国民を不幸にするは、正論!」何の筋道も考えず、韓国たたきをした結果どこにたどり着くのか?

日韓関係は悪化の一途をたどり、修復が困難な状況へ突き進んでいるように見える。
石破さんのいう事は、正論である。

 正直、世論に水を差すような言動は国民にウケません。むしろ「弱腰」「売国奴」などと反発をうけます。私も「韓国の回し者か」とか「実は韓国人だろう」などと言われることがあります。昨年韓国で地方創生について講演した際も、某社の新聞記者から「なぜ領土問題を論じなかったのだ」とつめ寄られ、そのことを記事にもされました。

このように、日本で「親韓派」とされるのは辛いことですが、韓国で「親日派」とされることはもっと辛いのではないでしょうか。たとえば、韓国では日本寄りの論説を書いたジャーナリストが言論界から追放され、世論から吊るし上げられ、土下座まで強いられたことがあったそうです。

結局日本人は、昔から朝鮮人に対して良いイメージがない。関東大震災時には「関東大震災朝鮮人虐殺事件」が起こり、朝鮮人の他、中国人、間違われた日本人の被害者までいたそうだ。
「ばかでもちょんでも」とか、「ばかちょんカメラ」ということばの「ちょん」が朝鮮人を揶揄して使われたり、日本人より格下というイメージを昔から引きずっているのだと考える。

日韓併合・強制連行・慰安婦問題を戦後すぐに解決させなかった不幸

1910年に日本が韓国を併合し、第二次世界大戦時に韓国人などの婦人を強制連行し従軍慰安婦としたという話から、日本の犯した戦争の罪として都度、謝罪を求められる。戦後70周年。
日韓基本条約で責任問題は終わったというかたちではあるが、自民党政権の様々な閣僚が「従軍慰安婦はなかった」とか、「南京大虐殺はなかった」とか「アジア開放の戦争だった」とか発言がつづき、何人もの閣僚が辞任に追い込まれてきた。国の政治を進める側かそんな認識だと、「本当に反省しているのか?」となってしまうのである。

例えば、交通事故で大けがさせられた時に、加害者が謝っていたのに、「すべての事故はアイツの責任だ。俺は悪くない。」と別の場で発言したことが耳に入れば怒り狂うだろう。そんなことの連続であったと様相ができる。そして、最大の不幸は、戦争問題の解決のために日中韓及び、周辺アジア国でつくる歴史調査委員会を立ち上げ、検証をしなかったことが大きな問題である。中国も韓国も、被害者数など好き勝手言っている可能性が高い。

同じ敗戦国のドイツは、日本とは異なり、あえて「木よりも森を見る」道を取った。旧被害国との和解を最優先にした。現在、メルケル首相は、「ドイツに全面的に責任がある」と自国の前の世代の非を認め、今なお謝罪を続けているという。ドイツは全体の国益を見通して行動してるが、日本は、結局プライドを優先したり、敗戦を受け入れられず、中韓との終わりなき潰しあいを続けている。何と無駄な時間を過ごしている事か。

国内向けに「一般人」の保証もなかった

「旧軍人・軍属には50兆円」「民間人にはゼロ」戦後補償の差を示す、あまりに残酷な数字。国の責任で犯した戦争の補償を民間人はされていないという話もある。結局日本の戦後問題の解決は、なされていなかったという事らしい。それは、戦前も、戦後も支配者層が同じという理由も考えられる。

韓国(そして中国)も反日を国民向けの政治宣伝に使うな!

たしかに、日本政府の行ってきたことに対し、思う所はあったとしても、韓国政府は反日を支持率アップの道具に使ってはならない。そんなことをしているから、いつまでたっても真の意味で中国・韓国・日本で手をつなぎ、新しい発展への道を進むことができない。韓国であれば朝鮮併合の問題から続く第二次世界大戦が原因であり、いまからでも、各国から専門家をだし、調査のうえで共通認識を確定するべきである。各国とも、おかしいところはおかしいというが、受け入れるべきは受け入れる。それぞれ謙虚に歴史的事実を調べ受け入れなければならない。

そもそも、戦後の日本人や、中国人、韓国人には、あずかり知らぬことで責任は全くない。

今やご先祖様が起こし、戦った戦争である。近現代の歴史をしっかりと学校で学ばない日本人にとっては、「何をいまさら謝罪とか?ふざけんなよ!」という事なのである。政治家はそもそもきちんとした認識を持たず、中韓とドンパチやり続け、それがきっかけで今の日本では大きな問題になっている。断交すればいいとかそんな簡単な話ではない。未来永劫、日本の隣にある国で、「韓国が嫌だから引っ越すべ!」アメリカの横の土地に移動するとか全然できないから、うまくやっていくしかない。

「反日」とか「売国奴・非国民」とか「パヨク」と言われる不思議。

日本国の悪いところを悪いと言えるのは、日本国民の特権である!しっかり働いていて、税金も払っていれば、参政権も行使している。いう資格は十分あるだろう!そして、何故「反日」と言われなければならないのか。反日ではない、より良い日本にするための提案をしているだけなのだ。

日本人全てが、いわゆる右翼と呼ばれている人間の主張に合わせなければ「売国奴・非国民」さらには「パヨク」なぜ言われなくてはいけないのか。そんなことを言う人間は甚だ知性が乏しいとしか言いようがない。

それに、国家間の対立の果てには戦争しかない。戦争になれば人もたくさん死ぬ。自衛隊員も一般人も。そういう事態にならないように、「冷静になろう」と心ある人は言っている。それが反日だとか、非国民というなら、反日だと騒ぐ人間は一体なんなのか?戦争を煽る、先導者でしかない。

格下だと思う韓国人の行動に合わせず、格上の日本人の行動をするべきである。韓国をたたく時間があったら、もっとビジネスに時間を使ったり、レジャーに行ったり、有意義に使うべきである。むしろ、実は愛国右翼のふりをして(おそらくは韓国人の中にもいるであろうが)、ウェブサイトで対立をあおってアフィリエイト収入などを得ている、職業右翼なんていうのもいるようである。特にfacebookなどのSNSに、韓国や野党の悪口を書いた自分のページにリンクを張り誘導。それをネトウヨや一般人に拡散させる。ものすごい商売だ。こういうことにも気づかなくてはいけない。嫌韓諸君は金稼ぎに利用されている。それでいいのか。

それに、断交とか言うひとたち(韓国人も同様だが)は、どんな解決法を持っているのだろうか?隣の国というだけで、断交しても関わりを100%立つことは不可能である。経済的にも、文化的にも。そして、どういう形で解決をさせるのか、その道筋をもっているのか。おそらく今の自民党政府にも、その道鈴があるようには全く見えない。失敗である。

これ以降益々、経済的にも、軍事的にも、あらゆる場面で影響が出てくるし、それこそが大きな問題。いくばくかの信用関係もズタズタである。そして、韓国の協力がこれで永遠に得られなくなった拉致問題は解決の見通しも立たなくなった。ここからどのように巻き返すのだというのだろう。ほんとうに大きな壁が立ちはだかっている。

日本・韓国の閉塞感が生んだナショナリズムやポピュリズムをこれ以上大きくしてはいけない。

特にS新聞系列の新聞やメディアが行っているが、韓国などを中傷し笑いものにするようなタイトルの記事を公開したり、報道する事を控えるべき。まさにここがナショナリズムをあおる根源である。そして、ネトウヨに代表される、韓・中嫌いがネット内世論を作り上げて広がることが害悪である。

韓国も冷静になり、どのように解決すればよいのか真剣に考えるべき。

目には目を、歯には歯をでは、うまくいかない。そして、ナショナリズムにあおって、反日を行うのも政治の失敗につながる。外国を仲裁役にするか、納得いかないの出れば、国際裁判でもなんでも手を尽くして戦うべきだ。これは日本も同様。しかし、国民を道具にするのは辞めるべきである。石破氏のいう事はいちいちもっとも。報道で述べるだけではなく、重鎮の国会議員として動き続けるべきである。消費税も10%にあがり、景気がより落ちていくこの時に、紛争問題などやっている場合ではない。

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