【炎上?】「帰ってきた民主党」!? 立民&国民が衆参で統一会派…ネット上では皮肉もとあるが・・・

枝野幸男代表率いる立憲民主党と、玉木雄一郎氏率いる国民民主党が20日の党首会談で、秋の臨時国会に向けて衆参両院で統一会派を組むことで合意した。ただ、両党は原子力政策で開きがあるうえ、国民民主党には憲法改正論議に前向きな議員もいる。政策の違いを横に置いたままの「数合わせ」というそしりは免れそうにない。

参考:https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190821/pol1908210004-n1.html

さすが、フジサンケイグループ。悪意しかない表現で、そもそも野党を貶めるためだけにしか書いていない記事タイトルというのは、こういう見出しになるものだ。
この人たちも、様々な政党に質問しているわけで、いままでの流れや話を聞いているはず。だから「野合」であると言われたとしても、この人たちはこういう理由で、彼らが動いているという話は分かっているはずなのだ。もし、分かっていてこの記事であるならば、本当に怖いと思う。

我々が間違ってはいけないのは、「立民&国民」がクズだとか、野党共闘が野合だったとしても、安倍自民党政権が進めてきた政策で、日本社会は生き難く、貧しくなり、モラルハザードがすすんだ。そして、ネット右翼の大好きな言葉でいうのならば、民度が地に落ちたという事が事実であるということだ。

立民&国民は、統一会派を機に分裂騒動の総括、そして民主党時代の総括をしっかりすべし。

野党支持者だって、旧民主党政権に関しては、クズだと考える人間が少なくないだろう。
それは、主導権争いや足の引っ張り合い、本当に国民の方向を向いて政治をやっていたのか?そこに疑問符が付き今回の統一会派も、自分たちの生き残りのためだとか考えてしまうからである。先日、イタリア連立政権が崩壊したが、結局主導権争いに明け暮れた結果の崩壊だった。民主党政権時もやれ小沢が嫌だ、岡田は嫌だ、やれなんだと足の引っ張り合いをしていた。民進党への移行、そして希望の党合流問題、すべて内部の派閥闘争でごたごたしていたのではないか?

そして野党共闘がうまくいかないのも、旧民主党のどっちつかずの対応が一番の問題。党内に共産嫌いがいるから仕方がないが、党の決定はみんなで守ろうよ!というか、やると決めたなら、煮え切らない態度は辞めるべき。それをするなら組織から抜けるべき。「やるなら腹をくくれ、でなければ辞めろ!」と言いたい。

今回の合流について納得いく説明をすべき

枝野氏は前回の衆議院選挙のあと、合流について慎重だったはず。今回どうして会派を合流させたのか、きちんと納得できるように説明すべきである。そして、一緒になって何をやるのか。安倍政権打倒にしても、それが目的で一緒になるのなら、理解は得られない。国会で、旧民主党が集まって何を実現したいのかをしっかり提示するべきだと考える。

話はズレるが、原発の問題は旧民主だけのせいにはできない。

3.11の自信と原発事故、後者の対応のせいで、民主党はダメだという致命的な意識を植え付けた案件だったと思う。しかし、自民党政権時に起こったとしても、対応はさほど変わらなかっただろう。なぜならば、原発事故自体初めて起こり、対応方法を誰も知らなかったからである。民主党政権のみを責めるわけにはいかない。それは、そもそも、原発は自民党政権が進めてきたこと。共産党の当時の吉井議員が質問をしている5:56では、まさに電源喪失をした状況について問題提起をしている。原発事故前に予見していることはまさに、凄いとしか言いようがないが、問題提起をされても何もしなかった。まさに今の安倍政権と一緒である。

3.11が自民党政権時代に起こらなかったのは、自民党としては幸運だっただろう。

2006年に吉井議員が第一次安倍政権に提出した質問主意書および、答弁書を読めば、安倍政権が安全神話の元で対策を打たなかったことがよくわかる。
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書(質問本文情報)」
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問回答(答弁本文情報)」

2006年の段階で巨大地震に関する対応をしていれば、東北が放射能に汚染され、ホットスポットが全国に広まる事すらなかった可能性は高い。爆発事故を起こした民主党政権の初動自体も悪かったが、そもそも何が問題かと言えば、原発を進め改善もしなかったこと。そこが問題の原点である。

皆で手をつなぐなら腹をくくってとことん進むべき

話をもどそう、野党共闘を進め、安倍政権に対峙するのは良いが、全うな行動をすること。そして、皆で手をつなぐなら腹をくくってとことん進むべきである。今回の統一会派の交渉はこれで二回目(参考)。一回目の交渉時に枝野氏のマウンティングがあった、国民がそもそも飲めない案を飲ませたなんて話もあるが、枝野氏はそういう行動は慎むべきである。本当の意味で、野党共闘を進めるのなら、真に国民の事を考え本気で共闘して安倍政権を倒してもらわなくては、税金で遊んでいるも同然。しっかりやって欲しい。そして、せっかく統一会派になっても、主導権争うなどに明け暮れれば、「れいわ新選組」にみんな支持をとられてしまうと覚悟するべきだろう。

謙虚に出直し、批判を恐れるな

民主党の復活は、まったくもって好意的になれない。それは、民主党政権の混乱、そして安倍内閣の政治宣伝結果でさらにイメージは悪くなっている。がそんな事よりも、もっと大きい問題として旧民主系の党それぞれが、民主党政権を総括したと言っていても、反省しているようには見えないからである。謙虚にならなくてはダメだ。それに、6年前とは大きく政治状況も変わり、野党も政党は異なるままであっても、塊になる努力が進められてきている。あの共産党が、これくらい変わるという事も当時は考えられなかったし、共産党以外の野党も、特にこの2党が率先して努力し、野党が集まることで力が発揮できるような環境を作ること。そしてそれぞれが変化し国民のために切磋琢磨するべきだ。たくさんの批判が予想されるが、批判のために批判しかできない人たちもいる。ネットでわざわざ書き込んでいるのはそういうことを生業にする人たちかもしれない。しかしそに負けていたら、変わらない。そして、それでは思考停止状態なのだ。正直期待はできないが、政治を変えられるよう一定の努力はしていることはわかる。今後注目していきたい。

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